◆本部帰山合宿  8月5日〜6日の2日間、埼玉鶴瀬支部創立25周年に関する記念事業の一環とし て、香川県は仲多度郡多度津町にある少林寺拳法の本部に帰山した。鶴瀬・志木・ 藤久保・大井の4支部合同による、総勢36名での帰山であった。羽田空港から四国 に向かうと、そこには紺碧の空に真っ白な入道雲、高松空港の緑のソテツが我々の 到着を待っていた。空港前に待機していた大型バスに乗り込んだ我々は、美しい讃 岐富士の山並みを右手に見つつ観光を楽しんだ。本場の讃岐ウドンを昼食に摂り、 8月末で閉鎖されるという『レオマワールド』では、最後の入場者として遊興施設 を堪能し、夜は『一鶴』というお店で四国名物"骨付き肉"に舌鼓を打った。本部に 足を踏み入れたのは翌日だ。宿泊していた丸亀ホテルからバスで一路多度津の本部 駐車場に乗り付けると、本部職員が「お帰りなさい」と迎えてくれる。少林寺拳法 はここから全国に広がっていったのだから、本部を訪れた拳士は、例えそれが初め てであっても「お帰りなさい」と迎えて貰えるのである。本部の中は空調設備も整 い、随所に冷たい麦茶が置かれているなど、とても配慮が行き届いていた。午前中、 本部で基本練習や模範演武などを楽しんだ我々は、再びバスに乗り込んで『与島』 に向かい、潮風にあたりながら昼食を採った。この辺り、なかなかの強行軍なのだ が、みな日頃から道場で鍛えているせいか、とりたてて脱落者が出るわけでもなく、 たまに行方不明者が出るくらいで、寧ろ意気軒昂・元気旺盛であった。ビールを頼 みすぎて、後日、会計から苦情が出たりもしたが、瀬戸内海のクルージングも爽や かに終わり、我々は帰路に就いた。少林寺拳法本部は、全国の拳士が帰山するのを 待っている。
◆みずほ台祭り  8月26日、毎年8月の最終土曜日に行われる『みずほ台祭り』は、地元自治体が 開催する真夏の祭典だ。みずほ台駅西口ロータリーには、大小様々な屋台が軒を連 ね、いつもは生真面目で大人しいみずほ台の人達も、この日ばかりは大フィーバー。 我々少林寺拳法の面々も、地元との交流と協調と自分が楽しむ観点から、例年お店 を出させて貰っている。今年の販売メニューは少林寺うどん・少林寺フランクフル ト・少林寺ポテトだ。本当は売り物なのだが、ジュースもビールも拳士達は飲み放 題。いくら注意してても営業の傍らで次々と缶ビールが消費されてしまう。真夏の 店舗内は、巨大なガスコンロと大鍋と鉄板、それに天井からぶら下がっている裸電 球も相俟って、鉄火場の如き暑さだ。午前中、榊原副支部長のトラックで運び込ん だ大量の食材も、午後5時辺りには見事に完売してしまう。しかしその陰には、蒸 し暑い厨房で黙々と調理し続けるお母さん方の活躍が隠されているのだ。うどんを 売りながら、出汁用の「おたま」をマイクに歌い踊っていた拳士もいたようだが、 販売の邪魔なので他の拳士に直ちに排除されてしまった。自らも楽しみながら、買 いに来てくれたお客さんも楽します。これぞ少林寺拳法の自他共楽の精神だ!