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|翼の折れたファルコン ||ルーシー||ドロンジョさま|
ミートコップン男爵
ふぉーふぉっほっほ。
我が輩はダイエット4銃士が1人、ミートコップン男爵じゃ。 男爵といっても貴族ではない、単にジャガイモが好きなだけなのじゃが、ダイエッ トという壮絶にして華麗な敵に立ち向かうため、同志達と4銃士を結成したというわけじゃ。
我が輩は地元で少林寺拳法なるものを習っておるのじゃが、ふぉーふぉっほ っほ、おそらく(間違いなく)道場では一番体重があるじゃろう。現在の体重は80 ンkg、いまなお記録更新中じゃ。しかし我が輩も、年がら年中太っていたという訳で はぬぁい!
今を去ること十数年前、我が輩がまだ紅顔の美青年だった頃は、体重が5 2kgの時もあったのじゃ。いやぁ、あの頃はえらく御婦人方にモテましてな、「男爵 ぅ〜」などと見目麗しい貴婦人がよく言い寄って来たものじゃよ、くわっかっかっか 。あ、いや失礼した。
しかしな、当時は「蝶のように攻撃を交わし、蜂のような突き 蹴り」の出来た体じゃったが、それも今では「突き蹴りは軽く、身は重く」なるばか りじゃ。拳法着を着ていれば柔道部員に間違えられるし、更衣室で着替えとれば相撲 部員に間違えられる。それはそれでまあ光栄なことなんじゃが、このままでは成人病 が心配じゃ。取り敢えず糖尿病にはなっとらんようじゃが、そうなる前に食事療法( ダイエット)でなんとかしようと考えるのが我が輩の賢明なところである。そこで栄 光と伝統あるダイエット4銃士の仲間入りと相成ったわけなのじゃ。
ところが、我がミートコップン家の血には脂肪か油脂でも混ざっておるのか、 どいつもこいつも短躯で肥満で楽天家じゃ。法事にでも行けば、そこら中ぜ〜んぶデブばかり。 「おお、間違いなく親戚だ」などと互いに再会を喜んでも、腹が出とるから抱擁できないのが宿 命なのじゃ。
幼少の頃は「健康優良児」と呼ばれ、大人になったら「恰幅が宜しいで すね」などと言われて来た我が輩であるが、ここでちょっくら一念発起。若かりし頃 に履いていたジーンズも、もう1回履いてみたいものじゃし、靴ヒモも息を止めずに 楽に結んでみたい(情けない)。
そこで我が輩、どうして太るのかよーく考えてみた。
まぁ、ご先祖様から戴いた体質的なものもあるんじゃが、どうも規則正しい食生活 ができていないような感じがする。
信じられないことじゃろうが、ミートコップン家には「朝ごはん」という習慣が 昔からなかったので、我が輩は幼少の砌(みぎり)より「1日2食」で過ごして来たのじゃ。 だからといって、お昼ごはんをたくさん食べると授業中に居眠りして先生に怒られるから、 その分を夕ごはんで採る。夜食が多ければ胃がもたれて、当然、 朝ごはんは食べる気がせんから必要ない。おお!完璧なサイクルが完成されておるではないか。
えっ?違うだろって。
うーむ、いろいろとダイエット関連の書物を取り寄せて読んだのじゃが、やっぱり違うらしい。 それに、我が輩はお酒は大好きなんじゃが、タバコは吸わないので食欲が落ちるということがない んじゃ。二日酔いで胃腸の調子が悪くなっても、お粥だけなら丼で喰えるというタチ でな。でもなんとか頑張って、規則正しい食事と基準の摂取量を超えないカロリーを 武器に挑戦してみるつもりである。
皆も、我が輩の今後の活躍に期待していて貰いた いものじゃ。ふぉーっふぉっほっほ!